夏は海水浴で賑わう古里海水浴場の海岸ですが、他の季節もキャンプや釣り、散策などが楽しめます。
海岸特有の花が、観察しやすいことも特徴です。ぜひこの図鑑を参考に、探してみてください。

ハマダイコン

アブラナ科。花期3月上旬~4月下旬。
茎は約70cmの高さとなり、花は十字形で色は白や薄紫色をしています。
海や河口近くの土地に自生します。三浦、道瀬、古里などで見られます。
写真は令和5年3月21日に古里海岸で撮影しました。

ハマエンドウ

マメ科。花期3月下旬~4月下旬。
日本各地の海岸に分布します。汎存種(cosmopolitan)で世界中にも分布します。
濃紫色の花を咲かせます。果実はエンドウのような形ですが、毒成分を含みます。
写真は令和5年3月21日に古里海岸で撮影しました。

ハマヒルガオ

ヒルガオ科。花期4月下旬~5月中旬。
日本各地の海岸で見られます。ヨーロッパやアメリカ太平洋岸などにも分布するそうです。
多年草でアサガオに似た花が咲き、昼間も咲き続けるため昼顔と呼ばれます。さらに、
海浜植物であるためハマヒルガオという名前です。きれいな花がたくさん咲くので目立ちます。
写真は令和6年4月22日に古里海岸で撮影しました。