熊野古道荷坂峠道では、自生する約50本のオンツツジの花が楽しめます。
片上側麓から中腹の沖見平の間に点在して、直径5cmほどの花が咲きます。
花期は、例年4月中旬~4月下旬までで、花言葉は「恋の喜び」です。
2023年4月14日に調べると、見頃でした。
2023年4月28日、見頃を過ぎました。

2024年4月9日、花は少なめですが中腹で開花していました。
沖見平では、アセビの花も咲いていました。
2024年4月17日、アセビの花は終了していました。オンツツジは見頃でした。
2024年4月26日、オンツツジとモチツツジは、終盤で見頃は過ぎつつありますが、
一部の木ではまだ咲いていました。

撮影:2024/4/17

オンツツジは、ツツジ科の落葉低木で、高さは3~5m。襲速紀要素(そはやきようそ)
の植物とされ、紀伊半島、四国、九州などに分布します。枝先に3枚の葉がつく、
ミツバツツジ類です。

モチツツジも咲きます。モチツツジは、花びらを支える場所にねばねばする液
があり、小さな昆虫はくっつけられてしまいます。

4月から5月は、ウラジロの新芽もきれいに並んでいます。

荷坂峠の道は落ち葉が多いため、滑らないよう足元に気をつけて歩いてください。