魚町ガイド
紀北町長島地区に残る昔ながらの港町「魚まち」。
かつては熊野詣の旅人たちの宿場として、また県内有数の漁獲高を誇る漁業と海産商の町、風待ち港として栄えてきました。 歴史ある寺社や名所旧跡、珍しい昇降式の江の浦橋に一重ループする江の浦大橋、店先で天日干ししている干物屋などを、今も変わらず残る漁師町の狭い路地を縫うように歩きながら、魚まちを知り尽くしたベテランガイドが案内します。
【体験内容】
体験可能時期:オールシーズン
対象:団体・ファミリー・学生
地区:紀伊長島エリア
料金:1人500円
対象人数:5名~20名まで(要相談)
体験時間:60分~90分(散策時間は希望によって変更可能)
予約可能時期:散策ご希望日の7日前まで
【魚町見どころ】
江の浦大橋
江の浦大橋は長島地区と中の島地区を結ぶ高架橋で、湾から出入りする船の進行を遮ることはありません。上空から見ると一重ループしているため地元では「アルファ橋」と呼ばれています。橋の全長を通行できるのは車のみですが、橋のたもとにある階段をつかって橋に上がれば、江ノ浦湾と魚まちが一望できる絶景スポットです。
江の浦橋
江の浦橋も長島地区と中の島地区を結ぶ橋で、歩行者と二輪車のみが通行できます。江ノ浦湾から出入港する船から連絡をうけるとあたりに音楽がながれ、橋の中央部がゆっくり水平に上がり船が通過します。稼動している間は橋を渡る人たちは通せんぼとなりますが、漁にでる船が優先。漁師町ならでは風景です。橋が上下に動く様子から昇降橋とよばれます。
長島神社
鎌倉中期に始まったと思われる紀伊長島の氏神です。樹齢850年といわれる「長島神社のクスノキ」は、幹回り10ⅿを超える大木であり、江戸・天保年間に築かれた高さ8ⅿに及ぶ野面積みの石垣も実に見事なので必見です。毎年1月に、カツオ船に見立てた船だんじりが港からこの長島神社まで練り歩き、新たな年の豊漁を祈願します。
魚まちのたまり場
旧マルヒ食堂。昭和の風情が残る古民家は町歩きの休憩所に解放されています。ひと昔前の生活道具や懐かしい看板なども展示されており、まるで昭和時代にタイムスリップしたみたい。
他にもたくさんの見どころスポットをご紹介。魚まちに縁のある方のお話や魚まちに伝わる民話なども聞けます。
施設案内
〒519-3205
所在地:三重県北牟婁郡紀北町長島
仮予約フォーム
※こちらは仮予約フォームです。
お申込みいただいてから3営業日以内にご連絡いたします。