日本は地震や台風の多い国です。紀北町ではかつてあった災害の際に、
後世に伝えようと石碑を建ててくれています。これらの石碑から学び、
今後の防災に役立てればという願いで、石碑を紹介させていただきます。

1⃣ 法華塔

国道42号の銚子橋北交差点、高丸山の山裾にあります。江戸末期の
嘉永元年(1848)に、大雨と大洪水が発生し被害が発生しました。
当時の庄屋を務めていた庄兵衛氏が被災者の供養を兼ねて建てました。

2⃣ 三浦津波碑 (町指定文化財)

昭和19年12月7日に発生した東南海地震に関する記念碑です。
午後1時過ぎに発生し、十数分後に大津波が押し寄せ、66戸が
流失、区民の内で死者2名が出たことなどが記されています。
三浦漁港の海の近くに建てられています。